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神楽坂の街路灯
Lighting for Kagurazaka
伝統と新規性を取り込んだ多機能な街路灯
2019-2022
構想・詳細設計・デザイン監修・デザイン監理
所在地:東京都新宿区
事業者:神楽坂通り商店会
構想:Tetor+神楽坂通り商店会
詳細設計:山田裕貴(Tetor)+日本街路灯製造+ヨシモトポール
+山田照明
製作:日本街路灯製造+ヨシモトポール+山田照明
デザイン監修、デザイン監理:山田裕貴(Tetor)
フラッグデザイン:八杉遥(Tetor)
※ロゴは平野甲賀氏によるもの
リサーチ・デザインアドバイス:Yoh Komiyama Design
規模:街路灯40本+シンボル灯4本
2003年に建設された神楽坂の街路灯は、その独自のデザイン性から多くの人に親しまれてきたが、20年弱が経過し、老朽化が進行していた。支柱内部の腐食も進行していたことから、全面的な取替工事が計画された。
計画にあたっては、小宮山洋氏とリサーチを行い、その結果を抽象化するというデザイン過程を経て、神楽坂に点在している小さな灯りや花をモチーフとした小さな灯具を3灯セットとなるような明かりを採用している。また、新規街路灯は「新旧が交錯する街・神楽坂」を体現するような、伝統と新規性があるデザインを目指して、耐久性と造形性の観点から支柱底部は鋳鉄を採用ししている。鋳鉄を用いることで、街路灯という機能を超えて、本街路灯にはスピーカー、防犯カメラなど多様な機能をシンプルなデザインの中に集約することを可能としている。
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