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​九段坂公園

Kudanzaka Park

歴史の積み重ねを継承した見晴らしの良い居場所

2016-2020

基本設計・デザイン監修・デザイン監理

 

所在地:東京都千代田区

基本設計:山田裕貴、山本良太(Tetor)+国際開発コンサルタント

詳細設計:国際開発コンサルタント

デザイン監修、デザイン監理:山田裕貴(Tetor)

面積:2,400m2

 九段坂公園は、千鳥ヶ淵と武道館の間に位置し、靖国通りに隣接する細長い公園である。明治初期には高灯台が設置され、海からも見えていたほど眺望の良い場所であった。現代においても、東京タワー、スカイツリーなどを一堂に見ることができる都内でも屈指の眺望広場である。敷地内には、高灯台、品川弥二郎像、大山巌像などの歴史的建造物が鎮座し、場所の歴史を讃えている。デザインにあたっては、これらの位置を変えず、高低差を解消し、居場所をつくるため、4段の小さな広場の集合体を構成した。また、公園内には居場所となるような滞留スペースと堀側に面し動線となる園路と設けることで、動線と居場所、滞留スペースを緩やかに分節しながら混在させている。堀側に園路があり、一段下がることで、滞留スペースからは障害となる工作物がなく、場所の特徴である眺望を最大限活かした場所となっている。開園直後から佇む人、眺める人等多くの訪問者によって利用されている。

© Tetor