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西仲橋

Nishinaka Bridge

日常を彩る脇役の橋

2011-2014

土木学会デザイン賞・優秀賞受賞

基本設計・詳細設計・デザイン監理

 

【EAU在籍時に担当】

所在地 : 東京都中央区
景観設計 : eau(西山健一,山田裕貴(当時)) + エイト日本技術開発

橋面工/取付道路詳細設計 : eau(西山健一,山田裕貴(当時))

                                         + エイト日本技術開発
橋梁本体(上部工/下部工)詳細設計 : 建設技術研究所
全体監修 : 西仲橋景観意匠検討委員会(委員長:二井昭佳(国士舘大学))

 デザインコンセプトは、開発により急速に風景が変貌している月島・勝どき地区の現状を踏まえ、地域の歴史を継承し、地区の新たな核となる川・まち空間の創出を目指し、①地区の歴史や文化の継承、②月島川の魅力と水辺への回遊性の向上、③佇みたくなる空間の創出とした。

 設計にあたっては、全体としてシンプルながら、繊細で温かみのあるデザインを目指した。橋側面に繊細な表情を生む縦格子の桁カバーを配置し、内部から照らすことで橋自体が柔らかく光る夜景も演出し、時間帯によって異なる表情を見せる橋を実現した。さらに、旧橋の木杭や石積護岸をベンチや擁壁に再利用し、旧橋や地域の歴史も可視化している。

橋上で桜の撮影をする人や川沿いで花見をする人、ビール片手に友と語らう人や釣りを楽しむ人など、日常的に利用される場になっており、将来的には川とまちが一体となった地域の居場所へと展開していくことを期待している。

© Tetor